かかりつけ医のメリットとは?相談できることや選び方を解説
かかりつけ医を持つことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。普段から相談できる医師がいると、健康について気になることを伝えたり、医療機関の受診について相談したりしやすくなります。
一方で、かかりつけ医は必ず決めなければならないのか、複数の医師に相談してもよいのかなど、疑問を持つ方もいるでしょう。
この記事では、厚生労働省の公開情報をもとに、かかりつけ医の基本的な役割やメリット、選び方、相談するときのポイントをわかりやすく解説します。
かかりつけ医とはどのような医師?
かかりつけ医とは、日頃の健康状態や体調の変化などについて、身近な立場で相談できる医師のことです。
厚生労働省では、健康に関する相談に対応し、必要に応じて専門の医師や医療機関を紹介する役割などを紹介しています。
特定の診療科に限られるものではなく、内科や小児科、眼科など、さまざまな診療科の医師がかかりつけ医になり得ます。
また、かかりつけ医は一人に限定する必要はありません。複数の診療科を受診している場合、それぞれの医師が健康相談の窓口となることもあります。
かかりつけ医を持つ主なメリット
かかりつけ医のメリットは、継続的な相談や医療機関との連携など、日常的な医療の利用に関係しています。
健康状態や体調の変化を相談しやすい
同じ医師に継続して相談することで、これまでの受診内容や健康状態について情報を共有しやすくなります。
以前から気になっていたことや、日常生活で感じた変化なども、これまでの経過を踏まえて伝えられます。
ただし、過去の受診情報がすべて自動的に共有されるわけではありません。別の医療機関で受診した内容などは、必要に応じて自分から伝えることも大切です。
健康に関する疑問を相談できる
かかりつけ医には、体調についての疑問だけでなく、健康診断の結果や日常的な健康管理について相談することもできます。
健康診断でわからない項目があった場合や、受診について迷っている場合などに、医師へ質問する機会を持てます。
相談できる内容や対応範囲は医療機関によって異なるため、必要に応じて確認しましょう。
必要に応じて他の医療機関を紹介してもらえる
専門的な診療や検査などが必要と判断された場合には、かかりつけ医から別の医療機関を紹介してもらうことがあります。
紹介の際には、これまでの診療経過などをまとめた診療情報提供書が作成される場合もあります。
なお、一定の大規模病院などでは、紹介状なしで受診すると通常の診療費とは別に特別の料金が必要になる場合があります。対象となる医療機関や費用については、受診先に確認してください。
継続的な受診について相談できる
定期的に医療機関を利用している場合、同じ医師に相談することで、これまでの受診経過を振り返りながら話を進めやすくなります。
生活環境の変化や通院に関する事情なども伝えられるため、今後の受診について相談する際の参考になります。
ただし、診療内容や受診間隔などについては、個別の状況に応じて医師が判断します。
かかりつけ医を持つ際に知っておきたいこと
特別な登録手続きが必要とは限らない
一般的な意味でのかかりつけ医は、特別な登録制度によって一律に決まるものではありません。
普段から健康について相談している医師を、かかりつけ医と考えることができます。
ただし、医療機関が提供する個別のサービスや診療体制には、それぞれ利用条件が設けられている場合があります。
すべての診療に対応するわけではない
かかりつけ医がいる場合でも、その医療機関ですべての診療や検査に対応できるとは限りません。
診療科目や設備、対応可能な内容は医療機関によって異なります。必要に応じて別の医療機関を利用することもあります。
また、夜間や休日に相談できるかどうかも一律ではありません。診療時間外の連絡方法については、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
かかりつけ医の選び方と探し方
通いやすさと相談のしやすさを確認する
かかりつけ医を探す際には、自宅や職場からの距離、診療日、診療時間などを確認する方法があります。
また、医師の説明が理解しやすいか、質問しやすいかといったコミュニケーション面も判断材料になります。
継続して相談することを考え、自分の生活環境に合った医療機関かどうかを確認することが大切です。
公的な医療機関検索サービスを活用する
医療機関を探す際には、厚生労働省の「医療情報ネット(ナビイ)」を利用できます。
ナビイでは、地域や診療科目、診療時間などから医療機関を検索できます。また、かかりつけ医機能に関する項目を条件にした検索にも対応しています。
検索結果の情報を参考にしながら、実際の診療内容や予約方法などを医療機関へ確認しましょう。
参考:厚生労働省「かかりつけ医機能に関する情報の医療情報ネット(ナビイ)での提供について」
かかりつけ医に相談するときのポイント
気になることを事前に整理する
医師に相談する際には、聞きたいことをあらかじめ整理しておくと、診察時に伝え忘れることを減らせます。
例えば、いつから気になっているのか、以前にも同じようなことがあったのか、生活上で困っていることは何かなどをメモしておく方法があります。
健康診断の結果や他の医療機関で受け取った書類なども、必要に応じて持参すると説明の参考になります。
説明でわからないことは質問する
医師の説明に専門用語が含まれていて理解しにくい場合は、意味を確認しても構いません。
今後の受診予定や必要な手続きなどについても、その場で質問しておくと、後から内容を確認しやすくなります。
医師との情報共有は一度で完結するものではありません。継続的に相談する中で、必要な情報を少しずつ伝えていくこともできます。
まとめ|かかりつけ医のメリットを理解して活用しよう
かかりつけ医を持つメリットには、日頃の健康について相談しやすくなることや、受診経過を共有しやすくなること、必要に応じて他の医療機関への紹介について相談できることなどがあります。
かかりつけ医は一人に限定する必要はなく、自分で選ぶことができます。ただし、対応可能な診療内容や診療時間は医療機関によって異なります。
厚生労働省の公開情報や医療情報ネットなども参考にしながら、自分にとって相談しやすい医師や医療機関について考えてみましょう。




















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